匿名チャットで気をつけたい、よくある勧誘・詐欺の手口
知らない人と話せる場所には、残念ながら、それを悪用しようとする人も集まります。よくある手口の流れを知っておくだけで、多くのトラブルは入口で避けられます。
手口には「型」がある
ネット上の勧誘や詐欺は、細部は違っても、流れはよく似ています。多くの場合、①親しくなる → ②場所を移す → ③お金の話が出る、という順番で進みます。どの段階でも「おかしい」と気づければ、被害は防げます。
よくある手口
1. 別のアプリへの誘導
「ここだと話しにくいので、LINEで話しませんか」「インスタやってます?」と、早い段階で別のサービスに移ろうとするパターンです。移った先は運営の目が届かず、通報の仕組みもありません。そのあとの勧誘は、たいてい移った先で始まります。
ふらっとでは、URLやLINEのID、電話番号などを送れないようにしています。それでも「ID教えるね、Lの…」のように、文字を崩して伝えようとする相手がいたら、それ自体が警戒のサインです。
2. 投資・副業の話
雑談で親しくなったあと、「実は最近、投資で結構もうかっていて」「スマホだけでできる副業がある」と切り出す手口です。はじめは自分の成功話として語り、相手が興味を示すと、専用のアプリやサイト、「詳しい先生」を紹介してきます。
知り合って間もない相手が、お金がもうかる話を親切に教えてくれることはまずありません。
3. 恋愛感情を利用するもの
毎日のようにやさしい言葉をかけ、好意を示して信頼を得たあと、「家族が病気で」「急にお金が必要になって」と助けを求めてくる手口です。会ったことのない相手からお金の相談をされたら、どんなに親しく感じていても、いったん立ち止まってください。
4. 「プレゼントを送りたい」
「お礼に何か送りたいから住所を教えて」「ギフトカードを送るからメールアドレスを」と個人情報を聞き出すパターンです。善意に見えても、住所や本名を知られることのほうが大きなリスクです。
見分けるためのチェックポイント
- 知り合ってすぐに、別のアプリや連絡先の交換を求めてくる
- 自分の成功話や、お金に余裕がある話を繰り返す
- 「あなただけに」「今だけ」と、急がせる
- 顔写真や経歴がやけに整っている、または一切明かさない
- 会話の中で、少しずつお金の話題に寄せていく
ひとつ当てはまっただけで詐欺とは限りませんが、2つ以上が重なったら、それ以上話を進めないのが安全です。
気づいたときの対処
- お金を払わない、個人情報を教えない。いったん払ってしまうと、取り戻すのは非常に難しくなります。
- 会話をやめ、ブロックと通報をする。ふらっとでは会話画面のメニューからすぐにできます。通報したことは相手に伝わりません。あなたの通報で、ほかの人の被害も防げます。
- すでに被害にあったときは、ひとりで抱えない。警察の相談窓口(全国共通の短縮ダイヤル「#9110」)や、消費生活センター(消費者ホットライン「188」)に相談できます。
まとめ
知らない人と話すこと自体は、楽しく、気持ちを軽くしてくれるものです。ただ、「親しくなる → 場所を移す → お金の話」という流れだけは覚えておいてください。この流れに乗らなければ、ほとんどのトラブルは避けられます。
身を守るための基本は「匿名でも身バレしないために、守りたい7つのこと」でも紹介しています。