会話が続かないときに試したい、質問の広げ方
質問して、答えてもらって、そこで終わる。チャットで会話が続かないとき、多くの場合は話題の数ではなく、質問の形に原因があります。
会話が途切れる3つのパターン
チャットの会話が止まるときには、だいたい次のどれかが起きています。
- 質問が「はい/いいえ」で終わる。「映画好きですか?」「好きです」で終わり、次の質問を考えるのがまたこちらになる。
- 質問が一方通行になっている。聞くばかりで自分のことを話さないと、面接のような雰囲気になります。
- 答えを受け止めずに次の話題へ移る。相手の答えに反応しないまま新しい質問をすると、相手は「聞いてもらえていない」と感じます。
「閉じた質問」と「開いた質問」を使い分ける
「はい/いいえ」や一語で答えられる質問を閉じた質問、答え方が自由な質問を開いた質問と呼びます。
| 閉じた質問 | 開いた質問 |
|---|---|
| 映画は好きですか? | 最近見て、よかった映画ってあります? |
| 今日は仕事でした? | 今日はどんな一日でした? |
| 料理しますか? | 家で作るとしたら、何が得意ですか? |
開いた質問のほうが会話は広がりますが、最初から開いた質問ばかりだと、相手は考えるのが大変になります。最初は閉じた質問で相手の興味を確かめ、反応がよかったところで開いた質問に切り替えると、自然な流れになります。
相手の答えから、次の話題を拾う
会話が上手な人は、新しい話題を探すより、相手の答えの中から次の話題を見つけます。たとえば相手が「最近は仕事が忙しくて、休みの日は寝てばかりです」と答えたとき、拾える言葉は少なくとも3つあります。
- 「仕事」→「どんなお仕事なんですか?忙しい時期なんですね」
- 「休みの日」→「休みは土日なんですか?」
- 「寝てばかり」→「わかります。寝だめ派ですか、それとも昼寝派ですか?」
どれを選んでも構いません。大事なのは、相手が言ったことを受けて質問することです。それだけで「ちゃんと読んでくれている」と伝わります。
質問と自分の話を交互に
質問を続けるだけだと、相手は答えるばかりで疲れてしまいます。相手が答えてくれたら、自分の場合も少し話してから、次の質問をするのがバランスのよい形です。
例:「寝だめ派なんですね。私は休みでも同じ時間に目が覚めてしまうタイプで、ちょっとうらやましいです。休みの日、何かやりたいことはあるんですか?」
自分の話を入れると、相手もあなたに質問を返しやすくなり、会話が一方通行になりません。
それでも止まってしまったら
どんなに気をつけても、会話が途切れることはあります。そんなときは、無理に話題をひねり出さなくても大丈夫です。
- 最初に出たお題に戻ってみる
- 「ちょっと話変わるんですけど」と前置きして、まったく別の話題を出す
- 「今日はそろそろ寝ます、話せて楽しかったです」と、気持ちよく終わらせる
会話の終わらせ方については、「チャットの会話を、気持ちよく終わらせる方法」でくわしく書いています。
まとめ
- 閉じた質問で興味を確かめ、開いた質問で広げる
- 新しい話題を探すより、相手の答えから拾う
- 質問と自分の話を交互にする
- 止まったら、お題に戻るか、気持ちよく終わらせる